「もしこれが事実なら」という前置き


かんなぎ騒動、第二ステージ。

原作が休載に入ったということで、タイミング的に一連の騒動との関連を連想する人も多いとは思います。
で、それがまた、こうした煽り記事を受けて一部の「処女厨」叩きの良い燃料になっているようで。

http://maniaxz.blog99.fc2.com/blog-entry-2172.html

脅迫行為については事実なら犯罪と言っちゃってもいいんじゃないかと思う行為。ただそれは「作者の家に送りつける」ような悪質さが問題にされるべきかと。
それ以前に、これが事実である確証などほとんどない。現段階では信憑性から言えば犯罪予告書き込みと同レベルのガセネタでしかないでしょう。

で、まあ、話題にしている人の大半が「もしこれが事実なら」と前置きした上で散々言葉を尽くして「処女厨」を罵倒しているわけですね。死ねばいいのにとか。

「もし」という言葉で見せかけの中立性を保った上で、既に非難する人の中では「処女厨」は「気に入らない展開があれば作者を圧迫して連載を中止させるも辞さない」人たちということになってきている感があります。

しかしながら、かんなぎの休載と、脅迫が実際に行われたかと、それが「処女厨」の仕業かとの間には現時点で何ら関連性がないことはひとまず押さえておきたいところです。


個人的には、今回の休載については残念ですし体調不良ならばゆっくり静養しての復帰を待ちたいと考えています。
ただこの休載を、「処女厨」バッシングの燃料に使うというのは、それこそファンとしてどうなの?と思わざるを得ないです。



http://b.hatena.ne.jp/entry/http://guideline.livedoor.biz/archives/51147088.html

このあたりにも、既に(あったかどうかも分からない)脅迫の関連性ありきで語ってる人がいるなあ。






追記:

id:koisuru_otouto sexual abuse, スイーツ(男) コメント欄必読。ネットであれだけ非難の声があって(作者自身に対するものも多い)、破壊の画像まで公開されたにもかかわらず"現時点で何ら関連性のない"と言い切れたり、そういう行為を"ネタ"と言える神経がすごい。

作者自身への誹謗中傷はともかく、作品内容に対する批判もしてはいけないんですか?

破砕したコミックの画像をアップする行為自体にどういう問題が?

そもそもそれらの行為と今回の休載にどういう因果関係が?

因果関係があったとして、それは作品批判を制約すべきものですか?

何度も言いますけど、編集部でなく作者個人の家に写真を送りつけたりする行為がもしあったとしたなら、それは脅迫性を含む極めて悪質な行為です。そんなものを擁護する気はさらさらない。
しかしネット上の批判までまとめてそこに結びつけて断罪するのは行き過ぎじゃないですか?

その辺の問題の切り分けをしてください、と言っているのですが。


http://anond.hatelabo.jp/20081206183946
おかしなことは言ってないと思うんだけどなんか批判されてるな。