コードギアス最終回を観て。

最終回観ました。


























































あかんやろー!!!!
妹のためにずっと戦ってきたのに、その妹最後の最後で泣かしてどないすんねん!!!!!!
お前は、ナナリーのために生きててやらなあかんやろー!!!!!!
この……馬鹿っ!!!
大馬鹿!!!!!!

(取調室の刑事か)


そんな終わり方しかなかったとはいえ、あまりにも悲しい終わり方に心を打ちぬかれて、もうその後の学園ギアスもみんな揃ってのヴィレッタ結婚式写真もそこにルルがいないというだけで悲しすぎて観ていられませんでしたよ。


群衆の、歓喜のゼロコールの中、一人泣き崩れるナナリーの構図は、一期のユフィの最期と「合衆国日本!」の場面そのものですね。
悲劇は繰り返された。一度目は予期せぬ悲劇として。二度目は仕組まれた悲劇として。
それだけ、誤解され人々に憎まれたまま逝ったユフィのことが、ルルーシュにとっては悔いであり、同じ姿を自らに課すことが彼にとっての罰だったのでしょう。
思えばR2のルルーシュは、ナナリー以上にユフィへの償いのために戦ってきたような気もします。


そしてゼロの衣装をまとったスザク。思えば、初めてルルーシュがゼロの姿をとったのはスザクを救うためでした。
今回のゼロはその裏返しでもある。形としては命を奪うということですが、あれは、ルルーシュの魂を救う行為だったのだと思います。
そしてスザクのときも、今回も、それを阻止する立場となったジェレミア。
一度目は意に沿わぬギアスの力で、そして今度は、自らの意志でゼロを見逃しました。
咲世子さんもそうなんだろうけど、ルルーシュのためなら命を投げ出すことも厭わないであろうジュレミアが、ルルーシュのために、笑ってスザクに道を譲るところが素晴らしかった。
真の忠義を見た思い。




他にも色々言いたいことはあるけれど、今はこれで終わりたい。




よくやったよ、ルルーシュ。自分の愛する者全てを敵に回す行為。どれだけ辛かっただろうか。
決して仮面をひび割らせることなく、鉄の意志で全てをやり遂げたルルーシュ
その意志の力、覚悟は本当に素晴らしかった。
今までありがとう。